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2019年 ジョルジュ ミュニュレ ジブール ヴォーヌ ロマネ ラ コロンビエール 750ml フランス 赤ワイン
Domaine Georges Mugneret Gibourg Vosne Romanée La Colombière
赤ワイン 750ml
[AOC]ヴォーヌ ロマネ
[評 価]93点
The 2019 Vosne-Romanée La Colombière is showing just as well in bottle as it did in barrel. Mingling aromas of raspberries and cherries with hints of rose petals, sweet spices, raw cocoa, loamy soil and spices, it's medium to full-bodied, velvety and layered, with succulent acids and a sensual, seamless profile. Concluding with a long, expansive finish, this is worth a special effort to seek out.
The Wine Advocate (Jan 21, 2022)
樽で熟成されたときと同様に、瓶詰めでも素晴らしい味わいです。ラズベリーとチェリーの香りに、ほのかなバラの花びら、甘いスパイス、生カカオ、ローム質の土、スパイスの香りが混ざり合い、ミディアムからフルボディで、ベルベットのようになめらかで層状になっており、みずみずしい酸味と官能的で継ぎ目のない味わいです。長く広がる余韻で終わるこのワインは、探し出すために特別な努力をする価値があります。(直訳)
商品コード : 40166176 |
製造元 : Georges Mugneret Gibourg |
価格 : 88,000円(税込) |
750ml |
ポイント : 880 |
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フランス
ふたりの姉妹が紡ぎ出す官能的なしなやかさ
ミュニュレ・ジブールとジョルジュ・ミュニュレがひとつにまとまり、2009年ヴィンテージからジョルジュ・ミュニュレ・ジブールとなった。
前者は現当主マリー・クリスティーヌとマリー・アンドレの姉妹の祖父母が所有していた畑、後者は父ジョルジュ・ミュニュレが自身で広げた畑から構成されるドメーヌで、それまではラベルの意匠は変えず、ドメーヌ名のみ異なっていた。
ジョルジュ・ミュニュレの本職は眼科医だったが、長い闘病の末、1988年に没。ディジョンで薬剤師をしていたマリー・クリスティーヌがドメーヌに戻り、続いて大学で醸造学を学んでいたマリー・アンドレが1992年に加わった。現在、マリー・クリスティーヌがおもに栽培を、マリー・アンドレがおもに醸造を担当している。
所有する畑はジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニー、ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュと広範囲におよび、今でも旧ミュニュレ・ジブールの畑はファブリス・ヴィゴやパスカル・ミュニュレなど優秀な小作人に折半耕作の形で貸し出されている。
またフレデリック・エスモナンのアンドレ・エスモナンの話では、特級リュショット・シャンベルタンの畑はヴォーヌ・ロマネから遠いため、彼らが代わって栽培作業をしているそうだ。
ブドウは収穫後、選果台で厳しく選別され、100%の除梗。4〜5日の低温マセレーションの後、アルコール発酵。必要以上の抽出は望まないのが姉妹のポリシーだ。
トータルで14〜20日のキュヴェゾンの後、樽詰め。新樽の比率は村名で30%、1級畑で40〜45%、特級で70%。樽熟期間は18ヶ月である。
女性の手になるからではないだろうが、ワインはじつにエレガントな造りで、堅牢なリュショット・シャンベルタンですらしなやかさが感じられる。
このドメーヌのリュショットを飲んだ故アンリ・ジャイエは、「ヴォーヌ・ロマネ村のリュショット」と表現したという。
エシェゾーはもっとも標高の高いルージュ・デュ・バと低地のカルティエ・ド・ニュイからなる。 小作人もそれぞれ異なり、性格を異にするふたつのクリマがアッサンブラージュされることにより、複雑でかつバランスのとれたエシェゾーを生む。
じつのところ、もっともお値打ちなワインはブルゴーニュ・ルージュ。リュティニエールというヴォーヌ・ロマネの南東に位置するこの区画は、AOCが出来る前は村名ヴォーヌ・ロマネと見なされていた。
なお、畑名のないジュブレ・シャンベルタン1級はリュショット・シャンベルタンの若木から造られるワインだが、樹も十分に育ったため2012年から本来のリュショット・シャンベルタンとなる予定である。